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リアルの話やエタカのことが中心のブログ
by katsuocha
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思ひ出

特に変わったことのない一日だったので、昔の思い出でも書いてみます。

あれは高2の夏に差し掛かった5月のこと。
中学で同級生だった子の紹介でメールをしていた子と会う約束をしました。

場所は市立図書館。
中間テストが近かったので、一緒に勉強をしようと。
向こうは友達と3人連れで来るとのことだったので、私もサッカー部の友達を2人連れて
プチ合コン気分で図書館に向かいました。

学習室で勉強をしていると、「到着した」というメールが。
迎えにロビーに降りる時、今でも覚えているくらい緊張していました。
あの頃はクラス全員男だけだったし、部活一色の生活で女の子と
話す機会が少なかったので。

ロビーに行ってみると、モロに清純そうな女の子が3人立っていました。
さすが私立の女子高の方々。
キリスト教系の学校で、校則が厳しいと有名だったんですけど、見て納得。
3人並んで立っていた内、真ん中の子が私のメールの相手だった様です。

身長も顔も割りと好み。

学習室に案内し、ペアで3組に分かれて各自雑談をしながら勉強。
私の相手はキリスト教の歴史っぽい教科を勉強していたのが印象に残ってます。

初めて会ったと言ってもメールである程度相手のことは知っていたので
話すネタには苦労しませんでした。
バレーに一生懸命で「あいのり」が大好きな普通の女子高生って感じですね。

私が今でも「あいのり」を見るのは、この子の影響が大きいかなw

その後しばらく一緒に勉強していましたが、電車の時間があるということで解散に。

そしたらその子、駅まで歩いて行くって言うんですけど、遠いし時間も時間だったので
私が自転車で送ると言って久々に女の子を後ろに乗せました。
女の子って近くに居ると、髪がサラサラで良い香りがするんですよね(´-ω-`)
背中に胸の感触を感じながら、幸せな時間を過ごすのでした。
(書いてる人は正常な男性なだけであって、決して変態ではありません。)

駅まであと少しという所。
「あぁ、もうお別れか・・・。」
と別れを惜しむ距離まで来た頃。
まったりと進む私達の横を通り過ぎた車から聴き覚えのある声が。

「おまえたっちゃないをしちょっかー!」
(訳:お前達は何をしているんだ!)

目の前で停止した車の中から怒鳴っていたのは、私の通っていた高校の
生活指導兼サッカー部副顧問のN先生でした。
・・・終わった(・ー・)

頭の中が真っ白になりながらも、先生の車の横に自転車を停めると
先生が窓を開けて一言。

「お前かよ。明日指導室に来いな。」

もうね、最悪でしたよ。
私の所属するサッカー部は男女交際禁止。
さらに相手の子が通う学校は男女交際がバレたら退学処分。

付き合っていませんけど、信じてもらえる状況じゃありませんでした。

私はともかくとして、相手の子は見つかってしまった恐怖で半分放心状態。
2人で少し話し合って、私が何とか言い繕ってみるということで安心させて帰しました。

次の日の放課後、部活が始まる前に私は決死の覚悟で生徒指導室へ向かいました。
ミッションは先生をダマすこと。

待ち構えていた先生は一言。

「昨日のことを隠さず全部喋れ。」

さすがベテラン。
一気に攻めてきました。

↓その攻勢な質問に対し、私の精一杯の防御構えな回答をどうぞお読み下さい。

「いや~、偶然再会した中学の同級生に、連れの女の子を
駅まで送ってくれと頼まれまして(苦笑)」

私の頭の中ではキートン山田さんが呟きます。

「後半へ~続く。」

しかし先生は空気を読めず、後半を待たずして止めの一撃。
・・・と、思いきや?

「お前、知らない子を乗せてたのかよ。馬鹿だな。
じゃあ他の顧問の先生方の所に行って、自分できちんと報告して来い。」

・・・か、勝ったー!
知り合いでないということが信用してもらえたらしく、特に処分も無く終わりました。

いや、顧問のM先生にはチョークスリーパーをかけられたか・・・。
もう1人の若い副顧問のK先生には

「若いなぁ。見つからないようにするもんだぞ。
それと、避妊はしっかりな!」

かなり的外れなお叱りを受けましたw

とりあえずそれだけで済んだので、その日のうちに相手の子にメールで報告しました。
とっても安心した様子で、良かったです。

実はこの子、この後すぐに告白してくれて、残りの高校生活2年間を一緒に
過ごした元彼女になるんですが。

最後はお互い部活が忙しくなって、ほとんど会う時間が無くなり
友達関係に格下げになった後、私がフラれたんです。

会う時間が無かったのも事実ですが、一番の原因は私に思いやりが無かったことかなと。

部活で相手も疲れて愚痴が言いたいはずなのに、私ばかり愚痴を聞いてもらったり。
年に1度しかない花火大会をドタキャンしたこともあったな・・・。

ケータイを友達の家に忘れて、4日振りにメールをしたらすぐに泣きながら電話をくれて

「もう捨てられたのかと思ったー。」

と言ってくれたのに、電話では謝りながらも
「何でそこまで?」
と思っていた自分は最低でした。

本当に良い子だったんだなと最近になってやっと気付きました。
今は好きだという感情は無いけど、素直に幸せになってもらいたいと思います。

もっと相手の気持ちを分かってあげられたら、傷つけなくて済んだのになぁ。

以上。
昔の思い出でした~。
by katsuocha | 2006-04-19 22:50 | リアル
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